オンラインサロンの中には、会員数が1,000人以上に達するところもあり、ここ数年で少しずつ知名度が上がっています。
しかし、
「宗教っぽくて胡散臭いオンラインサロンがあるって聞いたことがある」
「200万円もの金額を騙し取られたって体験記事を読んだことがある」
などと、オンラインサロンに対してマイナスイメージを持つ方もいるでしょう。
そこでこの記事では、実際に今まで5つ以上のオンラインサロンに入った経験のある私がオンラインサロンを胡散臭く感じる理由や、安全なオンラインサロンの見つけ方などを解説します。
具体例を交えながら分かりやすく解説しますので、ぜひとも最後まで読んでください。
オンラインサロンが胡散臭いと感じる理由5つ
なぜオンラインサロンを胡散臭いと感じるのでしょうか。その理由を5つご紹介します。
- ①業界自体が新しいため
- ②無形物を扱うから
- ③ちょっと宗教的な感じがあるから
- ④いろいろな参加者がいるため<
- ⑤入ってみないと内容がわからないため
それぞれ解説していきますね。
①業界自体が新しいため
オンラインサロンの業界が新しいため、胡散臭いと感じる人もいると考えられます。2020年7月現在、オンラインサロン事業をしている企業は少なめです。
例えば、2012年に「Synapse」(2019年に終了)がオンラインサロンの事業を始めてから、CAMPFIREやDMMなども続いてオンラインサロンの事業を始めました。中には、これらの企業を利用せずに、個人でオンラインサロンを開いている事業主などもいます。
このようにオンラインサロン事業を行う企業は少しずつ増えていますが、他の業界と比べてまだまだ新しいと言えるでしょう。そのため、オンラインサロンがどういうサービスなのかが不明であり、「胡散臭い」と感じる人がいるのではないでしょうか。
②無形物を扱うから
オンラインサロンはインターネット上で作られるクローズドなコミュニティであり、実際に形のあるサービスではありません。
大きなサービスでも基本的に情報を扱うだけで、有形物は扱いません。
このように、無形物を扱うサービスであるという理由から、胡散臭いと思われると考えられます。
③ちょっと宗教的な感じがあるから
オンラインサロンは、1人のサロンオーナーのもとに参加者が集まります。似たような価値観の人が集まり、サロンオーナーから何かを学んだり、サロンオーナーに近づいたりすることを目的とするため、「宗教的」と感じる人もいるようです。
1人のファンを応援するため、オンラインサロンもあります。
1人の「教祖」のところに、多くの「信者」が集まる宗教と見えやすいようです。
④いろいろな参加者がいるため
オンラインサロンには、様々な参加者がいます。大規模なグループになればなるほど、多種多様な人が集まるでしょう。中には、ネット上で顔が見えない相手であることを利用して、大勢の人を騙そうとする悪意ある人もいる可能性があります。
情報商材を高額で販売したり、別のグループに入ることを条件にして高額な商品の購入を促す人もいるかもしれません。
もちろん、そのような悪意ある人物が全くいないところもあるでしょう。しかし、大勢の人が集まるコミュニティであるために、「胡散臭い」人も含まれているのではないかと警戒する人がいると考えられます。
⑤入ってみないと内容がわからないため
多くのオンラインサロンはクローズドなコミュニティであるため、基本的にメンバーのやり取りを事前に閲覧したり、具体的なサービスを確認したりできません。
なので試しに入会することができない場合は、最初からお金を払う必要があります。そのため、内容をよく確認できないまま、お金を払うことに抵抗ある人が多いと考えられます。
安全なオンラインサロンを選ぶ3つの方法
始めてオンラインサロンに入る人にとって、安全なオンラインサロンであるかどうか判断するのは困難でしょう。そこで、安全なオンラインサロンを選ぶための3つの方法をお伝えします。
- ①会員数が多いサロンを選ぶ
- ②しっかりとした代表者がやっているサロンを選ぶ
- ③口コミや評判がいいサロンを選ぶ
順番にお伝えしますね。
①会員数が多いサロンを選ぶ
会員数が多いサロンを選ぶを選ぶのも手です。「会員数が多いから安全」とは限りません。でも、会員数が多いサロンの方が、他の参加者がいる手前、運営者がいい加減なことを言いづらいです。
目安として、会員数が100人を超えているサロンを選ぶと良いでしょう。
②しっかりとした代表者がやっているサロンを選ぶ
オンラインサロンの代表者がどんな人であるかを確認しましょう。たとえば、「ファーストペンギン村」というオンラインサロンに興味を持った場合、その代表者であるトリイケンゴさんのことを調べます。代表者が運営しているブログやツイッターを見たり、グーグル検索して過去の実績や経験などを調べたりすることがオススメです。
特にブログやツイッターは、その人がどういう人間かを判断する基準の1つになるでしょう。人を批判したり、ネガティブな内容ばかり発信する人のオンラインサロンは、なるべく避けたいと思うもの。
そのためオンラインサロンを選ぶときは、代表者を調べて、人柄や実績などを知ることが大切です。
③口コミや評判がいいサロンを選ぶ
オンラインサロンを選ぶときは、口コミや評判を調べてみましょう。グーグル・ツイッター・インスタグラム・フェイスブックなどでオンラインサロン名を検索すれば、実際にオンラインサロンに入った人の意見を見つけられます。
口コミや評判の内容が良くなかったり、情報が少ないオンラインサロンには気を付けてください。
また、このサイトでは様々なオンラインサロンの情報や口コミ・入るメリットなどをまとめています。気になるオンラインサロンがある場合は、是非とも参考にしてください。
まずは入ってみて合わなければ抜けるのもあり
オンラインサロンの運営者のことや、口コミ・評判などを調べても、入る前にオンラインサロンの全てを知ることは不可能です。口コミの中には悪いばかりではなく良いことも書かれていたり、代表者がメンバーに対して厳しそうな人に見えても、とても評判が良かったりすることもあるでしょう。
このように、どんなオンラインサロンであるのか結論が出ない場合は、「まず入ってみること」がオススメです。実際に入ってみて、代表者やメンバーと交流してみれば、メリット・デメリットを実感できます。そのため「まずは2週間」、「始めの1か月だけ」と、自分の中での「お試し期間」を定めてみてください。もしお試し期間中に、「このオンラインサロンは自分には合わないな」と感じた場合は、退会すれば良いのです。反対に気に入ったら、そのまま継続します。
オンラインサロンを見極めるための注意点
オンラインサロンを見極めるための注意点を2つお伝えします。
- オンラインで代表者やメンバーとたくさん交流してみる
- 自宅の住所・電話番号・職場など個人情報を教えない
順番にお伝えしますね。
オンラインで代表者やメンバーとたくさん交流してみる
1つ目は「オンラインで代表者やメンバーとたくさん交流してみる」ことです。
オンラインサロン内で実際に交流すれば、どんな人物が積極的に行動しているのか、普段どんな活動をしているのかが分かります。また、オフ会に行って代表者やメンバーと直接会う方法もあります。
ですが、オンラインサロンが「自分に合っているかどうか」を知ることが目的であれば、必ずしもオフ会に参加する必要はありません。
自宅の住所・電話番号・職場など個人情報を教えない
2つ目は、「自宅の住所・電話番号・職場など個人情報を教えない」ことです。もしオンラインサロン内で悪意のある人物と関わった場合、住所や携帯電話の番号などを悪用される危険があります。
そのため、信頼できる人物だと確信できる相手でない限り、個人情報を教えてはいけません。
まとめ:オンラインサロンの良し悪しは最終的には自分で見極める
オンラインサロンを胡散臭く感じる理由は、まだまだ業界が新しかったり、宗教的と感じたりすることでした。そして安全なオンラインサロンを見つける方法には、代表者の実績や人柄、オンラインサロンの口コミ・評判などを事前に調べておくこと。
しかし、それでもオンラインサロンのすべては把握できません。最終的には実際に入り、自分の目で確かめる必要があります。合わないと思えば辞めれば良いし、自分に合っていると思えば継続利用すれば良いのです。
つまり、オンラインサロンの最終的な良し悪しは、自分自身で判断することとなります。
なお、人気のオンラインサロンは2020年最新版!おすすめのオンラインサロン人気ランキングで解説しますので、参考にしてください。