「オンラインサロンに入会してみたけど、本当に大丈夫かな?」
「なんだかあやしいイメージがあるけど、実際はどうなんだろう?」
「お金をだまし取られないかが心配。」

オンラインサロンに対して、そんなイメージをお持ちではないでしょうか。そもそも、その言葉自体がよく分からない方もいるかと思います。

オンラインサロンとは、有名人や著名人などのインフルエンサーが、インターネット上で開かれるコミュニティのこと。何かに特化したスキルや情報の提供、または閉鎖的な空間内でのメンバーとの交流やイベント開催などでの活動が見られます。

しかし、オンラインサロンへの入会は全てインターネットで行われるので、事前に主宰者やメンバーとの直接的な接点はありません。そのため、サロンの実態が分からないケースや実際に入会してみて、内容や話が違うケースが見られるようです。

今回はオンラインサロンで詐欺に合う実態や事例などの紹介、また詐欺のリスク回避に必要な対策を複数のオンラインサロンに入っている私が解説していきます。

トラブルを避けるためにも、是非、参考にしてみてください。

オンラインサロンで詐欺にあうリスクがある?安全?

「時間を奪われた」「やりがい搾取をされた」などオンラインサロンで実際に被害があった事例があります。しかし表面化されにくく、実態に気づかないところもあるようです。

なかには、おいしい儲け話や高額な商材を買わされ、借金をしてしまうケースもあります。

一度被害を受けると、損失の金額も大きくトラブルになります。どんなことが起こって被害を受けてしまうのか。これより典型的な事例を紹介していきます。

オンラインサロンで詐欺起こり得る

オンラインサロン内で活動していると、さまざまなパターンでトラブルになるケースがあります。ここでは4点のポイントに分けて解説していきます。

  • ①募集文と内容が違う
  • ②高額な商材を買わされる
  • ③投資話や儲け話をされる
  • ④ただ働きさせられる

それぞれお伝えしますね。

①募集文と内容が違う

オンラインサロンは、実際に入会してみると、募集文とは違う内容で活動しているところもあるようです。また内容が途中で変わる場合もあり、それは主催者の判断に委ねられるケースがほとんどのようです。

一例として、下記のような不満があるサロンもあります。

・コンサルがあるところでは、普通は活動報告に対してフォローが入れるが、何度も催促をしても返信がこない。

・メンバー内で教材を購入し合ったり、主宰者のツイッターや教材を拡散したりなど、内容とは全く関係のない活動までさせられた。

・オンラインサロンが開設された当初は、主宰者とメンバー間での交流や、イベントが盛んだったが、主宰者が何らかの理由で、なかなか活動をしてくれない。

当初は、有益な情報やコンテンツを得る目的で入会したものの、サロン内の活動をサポートして、稼いでいる雰囲気を演出させたり、本来とは違った活動をさせられる場合があります。

②高額な商材を買わされる

オンラインサロンの月額費用以外で、高額な商品やサービスを購入をさせられるケースもあります。メンバー内で必要の無い人に対して、不安をあおり、心理的に追い込み、購入に至るようです。

例えば、SNSの運用コンサルやnoteの教材販売、イベントの参加負担、またはクラウドファンディングの支援まで、月額費用以外の追加費用が発生する可能性があります。

そもそもオンラインサロンは閉鎖的な空間で、金銭的トラブルが起きた場合でも、支払い側が泣き寝入りする場合がほとんどです。あまりにも高額な商品やサービスの販売があった場合は、注意が必要です

③投資話や儲け話をされる

怪しい投資情報を提供したり、ビジネスの初心者に儲かるビジネスを促して、高額商材を売りつけるケースもあるそうです。稼げると断言していたり、必要以上の割引キャンペーンがあれば注意が必要です。

閉鎖的な空間であるために、世間では非常識なのに、話を持ちかけられたときは、詐欺だと気づきにくく、そのまま受け入れてしまう可能性があります。もしサロン内でお金の話があった場合は、慎重に判断するよう心がけて下さい。

④ただ働きさせられる

オンラインサロンで活動していると、幹部やスタッフのような扱いを受けることがあるようです。主宰者から直接指示をうけたり、間近で仕事ぶりを見ることができるといったメリットがあります。

しかしその分、必要以上に作業に時間を取られてしまい、無報酬で活動させられる場合もあるので、注意してください。

今後のスキルアップの一環としての目的であれば、不満はないかもしれません。しかし仕事を任されたものの、全く関係のない業務内容で、下請けや孫請けの仕事を任されることもあるようです。

主宰者もしくはメンバーから仕事の依頼があった場合は、自分に時間が必要以上に取られないか、報酬の条件などを事前に確認しておきましょう。

オンラインサロンで詐欺に合わないために必要な3つ


オンラインサロンで詐欺が起こりうる事例を紹介してきました。ここでは、詐欺に合わないために必要な対策を大きく3つに分けてまとめました。

  • ①オンラインサロンの評判を確認する
  • ②サロンの他のメンバーに相談する
  • ③サロン以外のメンバーに相談する

順番に説明していきますね。

①オンラインサロンの評判を確認する

入会する前に口コミや評判を調べることで、オンラインサロンの背景がわかります。もし評判が良くない場合は、ネガティブな意見やあまりメリットが感じられない情報が見受けられるでしょう。

インターネット、またはTwitterやFacebookなどのSNSでオンラインサロンを検索すれば、口コミや評判を調べることができます。ここで注意したいのが、口コミや評判が必要以上に誇大表現されている場合は、オンラインサロンの宣伝の可能性があります。

正しい情報を見極めて、本当に自分にとってメリットがあるか確認するようにして下さい。

②サロンの他のメンバーに相談する

一人で悩まずに他のメンバーに相談してみるのも一つの手段です。そもそも閉鎖的な環境のため、顕在化しにくいため、大きく問題が取り上げられない可能性があります。

そのため、誹謗中傷や不当な扱いによる被害を受けたら、そのまま泣き寝入りするケースがあります。

しかし、あなた以外にも、他のメンバーで同じ被害を受けた方がいるはずです。その時にどんな対処をしたか、アドバイスをもらうといいでしょう。

③サロン以外のメンバーに相談する

主催者やメンバーからの誹謗中傷や不当な扱いを受けるのが怖くて、相談できないケースもあるかと思います。そんな時は、オンラインサロンのプラットフォームサイトや公共の窓口に相談してみましょう。

また相談前に、事実を証明するための証拠を集める必要があります。例えば、チャットやメッセージのやりとりであれば、スクリーンショット、直接の対話でのトラブルがあれば、そのときの録音を残しておくのも必要です。

悪徳なオンラインサロンもあるが多くのオンラインサロンは安全

そもそもオンラインサロンは、2012年にシナプス(Synapse)がオンラインサロンのプラットフォームを開設したのが始まりです。これまでに多くのオンラインサロンが開設をしてきました。

主宰者が会員数を増やし続けて、事業を継続するためのたゆまぬ努力があります。メンバーに有益となるコンテンツの提供や定期的にイベントの開催、オフラインでの交流などを深めたりといった活動が多く見受けられます。

一部では悪徳なオンラインサロンも存在しますが、会員数が減ったり、すでに閉鎖されていたりします。多くのオンラインサロンは優良で安全に活用することができ、主宰者やメンバー同士での交流が活発で、有益な時間となるでしょう。

まとめ:

多くのオンラインサロンは健全な運営をしています。しかし一部では詐欺にあい、実際に被害があったケースがあります。

実際に被害にあうケースを、大きく3つのポイントに分けてまとめました。

  • 本来のサロンの内容とは違い、全く関係のない活動をさせられた場合
  • 入会してみると、高額な商材や儲かる話を持ちかけられた場合
  • 主宰者からサポートの依頼があって、報酬が支払われない場合

本当に安心して入会できるかどうかは、インターネットやSNSなどで、口コミや評判を調べると判断材料になるでしょう。もし実際に遭遇してしまい、少しでもあやしいと思ったら、早めに誰かに相談することをおすすめします。

最終的にはあなた自身の判断となりますが、本記事が少しでも参考になれれば幸いです。

なお、人気のオンラインサロンは2020年最新版!おすすめのオンラインサロン人気ランキングで解説しますので、参考にしてください。